コラム

365日寄り添い美容プラン#01 春分

 

365日寄り添い美容プラン#01 春分

メイクアップアーティスト
小林由佳

私という花をどう育てていきますか

みなさま、春うららな今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
そして「私を慈しむスキンケア〜私たちは花である〜」はお愉しみいただけましたか。

今日から始まる新コラムは、 バイオダイナミック農法を編み出した自然科学者ルドルフ・シュタイナーの「人体・植物対応図」 にヒントを得、移りゆく季節の変化に反応し環境に適応しようとする肌に寄り添う美容プランをご提案していきます。

私たちは豊かな季節の移ろいの中で暮らしています。
そこで日本の美しい季節を表す24節気から12節気をピックアップした、全12回のコラムをお届けいたします。

人体と植物と季節の不思議な関係性に想いを馳せながら、肌の変化を感じ、日々美容を楽しんでいただけたら、この上なく幸せです。



3月21日春分



地球上では、春分の日は太陽は赤道上にあり、まあるい地球のどこにいても(日本でもロンドンでも!)昼と夜の長さが同じになる日。日本では、戦後の1948年に公布、施行され国民の休日です。 国民の祝日に関する法律を覗いてみたら「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と記載されていました。

私たちの日常においても、裸(幹と枝だけで)で寒さに耐えていた木々が芽吹いたり、カラフルな花々が街並みを彩ったりと春の到来を全身で感じワクワクせずにはいられないですよね。



この季節に大切にしたいこと



それと同時に紫外線量が急増する時期でもあります。
紫外線が少ない冬を経て、肌の色は1年を通して最も明るい状態。肌はまだ冬を引きづり紫外線に弱い状態になっています。冬の乾燥ダメージが残りがちなのもこの季節の肌の特徴です。
バリア機能を壊さないようにしっかり保湿ケアをし、日中は紫外線による日やけによるシミ・ソバカスを防ぐケアが大切です。

そこで皆さまに意識していただきたいことがあります。
それは、スキンケアのなかでも肌に負担がかかりやすく、そのわりに軽視されがちな「落とす」というスキンケアの始まりのプロセス。

【大切にしたい5つのポイント】はこちらです。

① 選ぶプロダクト
② かける時間は10秒程度
③ 肌を触る手の圧は顔のパーツが動かないくらい優しく
④ 流すお湯の温度は体温の±2度くらい
(季節や室内温度によって変えてあげてください)
⑤ 肌への慈しみのきもち

ここを大切にすると肌は確実に変わってきます。

マハスーリアのリキッドソープも透明感のあるお肌に導くには「洗顔こそ大切」というコンセプトで設計されています。さらに透明感に導いてくれる成分の1つに「サクラ葉エキス」が配合されているのです(!)
これからの季節にぴったり!
春の到来をお知らせしてくれる桜を愛でるように、肌や毎日の疲れをその残像とともに癒し、明日という未来に向けてリセットする。豊かな時間ですね!
季節とスキンケアをリンクさせることで 肌だけでなく、皆さまの心も豊かになりますように...。

それでは次回は4月5日清明に「365日寄り添い美容プラン#02」をお届けします。

2022.3.21

小林由佳

1980年3月31日生まれ。
メイクアップアーティスト。
短期大学卒業後、ヘアメイクアップアーティストの先駆者、渡辺サブロオ氏に師事。 2002年、同氏が手掛けるサロン『THE SABLO'S VIEW 新宿伊勢丹』に専属アーティストとして約7年間在籍。その後、約2年間渡英。帰国後は、『LE WATOSA 表参道』に復帰。これまでに約7,000人以上のメイクアップやレッスンを担当。2020年1月に独立。

ホームページ
https://www.youcolour.jp
Instagram
@yuka_youcolour

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