コラム
「この人といると、なぜか心地良い」 魅力的な大人の女性
株式会社プライムイメージ 代表
「この人といると、なぜか心地良く感じる」「どうしてかこの人には何でも話してしまう」振り返ってみると、こんな人がいませんでしたか?
会う相手との関係やそのときの状況によって違いますが、ここでは「数年ぶりに会った同じ職場で働いていた女性」と二人で会っていることを想定してみます。 2022.5.25 山川碧子
株式会社プライムイメージ 代表/AICI国際イメージコンサルタント「この人といると、なぜか心地良い」魅力的な大人の女性
AICI国際イメージコンサルタント
山川 碧子
話し方よりも聞き方にちょっとした気づかいを
毎日の生活のなかで、心地良い時間を過ごしたいーーとは誰もが思うこと。人と会っていても、その時間が自分にとって心地良ければ、「また会いたい」と思うのは自然なことで、また、その逆も然りです。
コミュニケーションは一人でするものでなく、相手とのやり取りから生まれるもの。話す言葉や話し方への気づかいはもちろん大切ですが、それよりも相手の話しを聞く、その聞き方が関係性を大きく左右します。
話していて、「心地いい」「本音が言える」「素直になれる」というのは、自分にとってどんな人でしょうか?
これは当然、人それぞれ違うものですが、「自分がやってもらってうれしいことを相手にもする」と、シンプルに考えると、わかりやすいかもしれません。
聞き方にちょっと気づかって、相手が話したくなるような“場づくり”。大人の女性として、こんな“場”が創れるといいですね
「そうだね」「わかる」というひと言の安心感
1.まずは「聞こう」という姿勢
久しぶりに会った相手と楽しい時間、まずは、自分が聞く役割になります。「どうしてた?」という自然な言い方でいいので、近況報告を相手から先にしてもらうイメージです。積もる話もたくさんあるときも、自分のことを言ったら、相手のことを聞く、その基本スタンスを守っていれば、「自分が話しすぎちゃった」ということもありません。
2.話したことに共感することから
お互い近況報告をするときも、相手の話に対してどう反応するかで印象は大きく違います。「そうだったんだ」「それは大変だったね」「わかるなぁ~」と、無理のない自然な言い回しでいいので、相手の話に共感していること、話しを受け止めることが大切です。
ここでは「でも~」と否定的なことは言わないことが大切です。
3.意見は聞かれたときだけ答える
相手の話は最後までちゃんと聞くことは、コミュニケーションの基本です。「私はこう思う」と自分の考えを伝えることも必要ですが、これはあくまでも相手から「どう思う?」と意見を求められたら、というスタンスでいること。「相談がある」と言われたときも、「答えは決めていて、その同意がほしい」という場合が多いことも覚えておきましょう。
年齢を重ねていくと同年代ばかりでなく、自分よりずっと年代の若い人も多くなります。共通の話題が少ないと思える相手にも、ちょっとした質問をして、こうした答えの聞き方を意識するだけでも親近感は大きく変わってきます。
コロナで大きく変化した現在、人付き合いもより選んでいくようになったといわれます。決して無理をせず、自分自身にとっても心地良い関係を創るためにも、大人の女性として、話の聞き方は大切にしたいことですね。
Yamakawa Midori
印象・イメージの専門家として活動中。過去には世界三大ミスコンテストの日本代表候補者のサポート実績もあり。プライベートではボディケアとメンタル安定のために始めた朝Yogaを2年以上続け、今やライフワークに。最近ではフラワーエッセンスに魅了され、楽しんでいます。ヘルス&ビューティをモットーに心穏やかで豊かに過ごせることを探索中。
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