コラム

大人の女性の印象・立ち居振る舞い

 

大人の女性の印象・立ち居振る舞い

株式会社プライムイメージ 代表
AICI国際イメージコンサルタント
山川 碧子

大人の女性の印象・立ち居振る舞い

はじめまして。国際イメージコンサルタントの山川碧子(みどり)です。
ビジネスシーンの印象(外見・立ち居振る舞い・話し方・コミュニケーションなど)戦略全般のコンサルタントとして活動しています。同世代の方々へ向けて、大人の女性の立ち居振る舞い、イメージ・印象に関するコラムを書かせていただきます。

まず、「大人の女性」と言われるのは、いつくらいからでしょうか?

年齢で区切る人もいれば、人生経験を基準にする人もいる。目安は人それぞれ違いますが、更年期を意識する私たち世代は、間違いなく「大人の女性」に入ります。
20歳頃の私が想像していた「大人の女性」は、落ち着きある優雅なイメージ。いつかは自分もそんな大人になりたいと思いながら、一つずつ歳を重ねてきました。

今の私たち世代は、大人として求められる対応も多く、当然のようにマナーはわかっているものとされます。マナーというと少し堅苦しさを感じますが、これも捉え方次第。「○○しなくてはいけない」「○○が決まり」でなく、「相手も自分も心地良い時間を過ごすために必要な気づかい」、それがマナーと考えると大切なことに思えます。

そんな考え方で、「大人の女性の立ち居振る舞い」について、3つのポイントを出してみました。年を重ねた女性の立ち居振る舞いとして意識したいことです。




1. 姿勢を良くする



立っているときも、座っているときも、姿勢が良いことはそれだけで好印象につながります。基本となるのは、体の横のラインは両肩を左右傾きがなく水平にし、縦のラインは頭頂部分とお尻の尾てい骨あたり真っすぐにすることを意識します。

「若々しい」といわれる方は、必ず姿勢の良さが条件の一つとなっています。姿勢を良くすることが、明るい表情につながり、さらにはメンタルも前向きになれるといった相乗効果につながっていきます。




2. 余裕をもつ



大人の女性の立ち居振る舞いでは、余裕のあるなしが大きく印象を左右します。気持ち的な余裕、知識的な余裕、時間的な余裕・・・・・それがあいさつ、身のこなし、人とのやりとりのすべてにおいて表れるものです。 とくに気持ち的な余裕をもつには、イライラは禁物。どうすれば気分が落ち着くのか、人に余裕ある対応できるのか、その緩和策・解決法が一つでもあると安心です。好きな音楽を聴く、落ち着く場所へ行く、香りをかぐなど、自己完結できることを見つけておきましょう。




3.「大人の女性」の見本となる人



人の印象戦略を考えるとき、理想とするイメージをより具体化することが大切です。
まず、ご自身が思う「大人の女性」の理想となる人を出してみましょう。歴史上の人物でも女優でも知人でもOKです。実際にビジュアル化して頭に浮かべられることが重要です。

私の場合は、20代の頃に出会った年上のデザイナーの女性。その方の食事の仕方は、大人の象徴のようで他の人には感じたことのない優雅さを感じました。ゆっくりとナイフとフォークを使う指の動き、それを口に運ぶときの表情など、私の魅せたい姿を体現していた方でした。今でもその優雅さを超えられない自分はまだまだだな、と感じています。


「大人の女性の立ち居振る舞い」を意識するならば、まずはこの3つのポイントから理想とする姿に近づいていきましょう。大人の女性と呼ばれるようになった世代とはいえ、私たちはまだまだ完成形ではないのですから。

2022.4.22

山川碧子
Yamakawa Midori

株式会社プライムイメージ 代表/AICI国際イメージコンサルタント
印象・イメージの専門家として活動中。過去には世界三大ミスコンテストの日本代表候補者のサポート実績もあり。プライベートではボディケアとメンタル安定のために始めた朝Yogaを2年以上続け、今やライフワークに。最近ではフラワーエッセンスに魅了され、楽しんでいます。ヘルス&ビューティをモットーに心穏やかで豊かに過ごせることを探索中。

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