コラム

自分らしく毎日を重ねている、大人の女性らしい表情でいるために

 

自分らしく毎日を重ねている、大人の女性らしい表情でいるために

株式会社プライムイメージ 代表
AICI国際イメージコンサルタント
山川 碧子

自分らしく毎日を重ねている、大人の女性らしい表情でいるために

リラックスするはずが無意識に入っている力



朝、鏡の前に立つと、肌ツヤが良い日、疲れて見える日、やけにイキイキしている日と、その日によって自分の顔も違って見えます。

もちろんエイジングによる変化はありますが、シワは味わい深さを、フェイスラインの緩みはやさしさを、若いときとは違う顔は、どこか余裕を感じさせるようになった気もします。

ココ・シャネルが残した言葉に、「20歳の顔は自然の贈り物、30歳の顔はあなたの人生、50歳の顔はあなたの功績」があります。親からもらった顔立ちから、歳を重ねていくほど自分次第で顔は変わっていくーーということでしょうか。

顔の骨格やつくりに加えて、顔に何十とあるのが表情筋と呼ばれる筋肉です。その表情筋の動きを何年、何十年と繰り返すことで、良くも悪くも顔自体に変化が出てきます。

本来、その人らしさや長所が顔に表れているのが良い表情。ですので、一概に「口角を上げましょう」「目をはっきり開いて」といったことではなく、自分の無理のない穏やかな表情でいることが大切です。

その一方で、みなさんは自分の表情にクセはありませんか? 

自分ではなかなか気付かないものですが、知らず知らずのうちに、顔のどこかに力が入っていて、それが思いもよらず、好ましくない表情となってしまっていることもあります。

私の場合は、目元に力が入っていることで眉間にシワができる、知らず知らずに奥歯を嚙みしめていて口元が固くなっている、というクセがありました。

これを指摘されたのは、毎朝、通っているYogaのシャバ―サナ(最後のリラックス)のとき。全身の力を抜いてリラックスしているつもりの時間でも、目元や口元に力が入っているということを自分では全く気が付いていませんでした。言われて気付いて、意識をして力を抜いてみると、確かに目元も口元も筋肉が緩むホッとした感じを実感できたのです。




毎日、隙間時間に
「あ・い・う・え・お」



全身の筋肉は弾力のある柔らかさを維持できるのが良い状態であり、姿勢の悪さやクセによって筋肉が固まり、肩こりや首のハリにつながります。顔も表情筋のどれかが固くなると、シワが寄ったり、こわばったりとその影響が表情として顔に出てきてしまいます。

こう考えると、表情も顔の筋肉を固くしないことが重要ということです。表情はメンタルの状態が表れるものですから、目元にも口元にも力が入らない表情でいられる状態でいることが大切。そんなやわらいだ状態を維持できる、その積み重ねが、シャネルの言う「50歳の顔はあなたの功績」という言葉につながるのですね。

イキイキとしている人はやはり表情も豊かです。そのためには意識的に表情筋を動かすことも必要ですので、簡単にできるおすすめの表情筋ストレッチをご紹介します。

口を大きくはっきり開いて言う、「あ・い・う・え・お」。大きく開けて「あー」、横に広げて「いー」、唇をとがらせて「うー」、口角を上げて「えー」、唇を前に出して「おー」、これを5セット。口の動きを大きくすることで、表情筋が動いている実感できるので、毎日の日課にすれば、確実な効果が期待できそうです。

ムリのないことを毎日続けるーー。それがやわらかさと余裕を感じさせる表情につながり、「50歳の顔が自分の功績」と誇れるようになれるとよいですね。

2022.8.22

山川碧子
Yamakawa Midori

株式会社プライムイメージ 代表/AICI国際イメージコンサルタント
印象・イメージの専門家として活動中。過去には世界三大ミスコンテストの日本代表候補者のサポート実績もあり。プライベートではボディケアとメンタル安定のために始めた朝Yogaを2年以上続け、今やライフワークに。最近ではフラワーエッセンスに魅了され、楽しんでいます。ヘルス&ビューティをモットーに心穏やかで豊かに過ごせることを探索中。

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